広告 インターネット回線

AsahiNet 光クロスとは?10ギガの料金・エリアを解説

AsahiNet 光クロスの10ギガについて料金・提供エリア・必要機器を解説するアイキャッチ画像

こんにちは、家ネット再構築のジュンです。

AsahiNet 光を調べていると、1ギガのファミリーコースやマンションコースとは別に、最大概ね10Gbpsの「AsahiNet 光 クロスコース」があります。

「10ギガなら1ギガより10倍速いの?」「月額はいくら高くなる?」「今使っているWi-Fiルーターでも大丈夫?」と気になりますよね。

私は現在、戸建てでAsahiNet 光1ギガのファミリーコースを使っています。ASAHIネット自体は、以前にNTT西日本のフレッツ光を利用していた頃からプロバイダとして契約してきました。

さらに最近、Wi-Fi 7対応のBUFFALO AirStation WSR3600BE4P-BKへルーターを買い替えたことで、「せっかくなら次は10ギガ回線も試してみたい」と考えるようになりました。

ただ、調べていくと回線だけ10ギガにすれば全部が10倍速くなるわけではありません

ルーター、LANケーブル、パソコンのLANポートなど、通信経路の途中に1Gbpsまでの機器があれば、そこが上限になります。

この記事では、2026年8月29日時点のAsahiNet 光クロスの料金や提供エリア、必要な機器を確認しながら、1ギガを使っている私自身の目線で「どんな家庭なら10ギガを選ぶ意味があるのか」まで見ていきます。

記事のポイント

  • AsahiNet 光クロスの料金とキャンペーン
  • 10ギガを利用できる提供エリア
  • 10ギガ通信に必要なルーターやLANケーブル
  • 1ギガとクロスのどちらを選ぶべきか

料金・キャンペーン・提供エリアは変更される可能性があります。この記事の金額や条件は2026年8月29日時点で確認した内容です。申し込み時は必ずASAHIネットおよびNTT東日本・NTT西日本の公式サイト、重要事項説明書で最新情報を確認してください。

AsahiNet 光クロスとは

まずはAsahiNet 光クロスがどのようなサービスなのか、1ギガとの違いから見ていきます。

最大概ね10Gbpsの光回線

AsahiNet 光 クロスコースは、NTT東日本・NTT西日本の「フレッツ 光クロス」を利用した光コラボレーションサービスです。

上り・下りともに最大概ね10Gbpsの通信規格に対応しています。

ただし、この10Gbpsという数字はインターネットを利用したときに必ず出る速度ではありません。

あくまで技術規格上の最大値であり、回線の混雑状況、接続する機器、LANケーブル、Wi-Fi環境などによって実際の通信速度は変わります。

「10ギガ契約=速度測定で10Gbpsが出る」という意味ではない点は、最初に知っておきたいところです。

1ギガとの大きな違い

AsahiNet 光の1ギガは、戸建て向けのファミリーコースと集合住宅向けのマンションコースがあります。

一方、10ギガはクロスコースとなり、戸建てとマンションで月額料金を分けていません。

比較項目 1ギガ クロス
最大通信速度 概ね1Gbps 概ね10Gbps
主なコース ファミリー・マンション クロス
通常月額 戸建て5,698円
マンション4,488円
7,128円
クロス用ルーター 不要 別途550円/月
提供エリア 比較的広い 一部エリア

単純に回線速度だけを見るとクロスが圧倒的ですが、その分、通常時の月額も上がります。

私が使っている戸建て1ギガの通常月額5,698円と比較すると、クロスの回線料金7,128円だけでも月1,430円高くなります。

さらにクロスでは、2026年8月29日時点の重要事項説明書でAsahiNet 光ルータのレンタルが必須とされ、550円/月のレンタル料が案内されています。

通常料金ベースなら、回線料金とルーター代で月7,678円がひとつの目安です。

これとは別にブロードバンドユニバーサルサービス料などがかかります。

10ギガは「速い回線を契約する」というより、家のネットワーク全体を10ギガ対応へ近づけていくサービスと考えると分かりやすいです。

クロスコースの料金

10ギガを検討するときに一番気になるのが料金です。

特にAsahiNet 光はキャンペーン期間中と割引終了後で月額が大きく変わるので、最初の安さだけで判断しないほうがいいでしょう。

通常料金とルーター代

AsahiNet 光 クロスコースの通常月額は7,128円です。戸建てでもマンションでも同じ料金となっています。

加えて、AsahiNet 光 クロスでは10Gbps対応のAsahiNet 光ルータを利用します。

重要事項説明書ではレンタル必須と案内されており、料金は550円/月です。

そのため、割引終了後を考えると、少なくとも「7,128円+550円」という金額を見ておく必要があります。

これが私にはかなり重要なポイントです。キャンペーンで最初の1年や2年が安くても、その後も長期間使うなら通常料金を毎月払うことになるからです。

AsahiNet 光1ギガの料金について詳しく確認したい場合は、AsahiNet 光の戸建て・マンション料金をまとめた記事もあわせてご覧ください。

新規は最大24カ月割引

2026年8月29日時点では、2026年6月1日から9月30日までの申し込みを対象とするスタートキャンペーンが案内されています。

光回線を新たに利用する新規申し込みでは、クロスコースの月額7,128円が最大24カ月1,980円/月になります。

ルーター代550円を加えると、割引期間中は月2,530円がひとつの目安です。

通常時との差が大きいので、10ギガを試してみたい人にはかなり目を引く料金ですね。

一方、新規申し込みでは代表的な初期費用として、光回線工事費22,000円とAsahiNet 光ルータの機器設置費1,650円を合わせた23,650円、さらに事務手数料880円が案内されています。

工事内容によって費用が変わる場合があります。

乗り換えは最大36カ月割引

フレッツ光からの転用、または他社光コラボからの事業者変更では、キャンペーン適用時のクロスコースが最大36カ月5,478円/月です。

ルーター代550円を加えると月6,028円が目安となり、37カ月目以降は通常月額7,128円へ戻ります。

公式案内では転用・事業者変更の事務手数料は2,200円、工事費は工事不要の場合0円とされています。

ただし、現在1ギガを利用していて10ギガへ品目変更するケースなどでは設備変更や工事が必要になる場合があります。

私のようにAsahiNet 光1ギガからクロスへの変更を考えている場合は、「他社10ギガからそのまま事業者変更するケース」と同じ感覚で工事不要だと思い込まず、自宅の契約状況で費用を確認するつもりです。

転用と事業者変更の仕組みそのものは、AsahiNet 光へ転用・事業者変更する手順で詳しく解説しています。

キャンペーン後まで計算する

光回線のキャンペーンを見ると、どうしても「今なら月1,980円」という大きな数字に目が行きます。

私も安いキャンペーンを見ると試したくなるタイプなので、気持ちはよく分かります。

でも、2年後もその料金で使えるわけではありません。新規なら最大24カ月の割引後、通常料金へ戻ります。

例えば割引期間が終わった後も数年間使い続けるなら、月額差は積み重なります。

さらに、宅内で10ギガを生かすためにLAN環境やパソコン側まで交換すれば、その費用も必要です。

◆ジュンのワンポイントアドバイス

私ならキャンペーン料金だけではなく、「割引終了後もこの回線を使い続けたいか」で考えます。1ギガで困っていないなら、安い期間だけを見て10ギガへ飛びつく必要はないかなと思います。

現在実施されている特典全体については、AsahiNet 光の2026年キャンペーンと申込条件も参考にしてください。

AsahiNet 光クロスの最新料金とキャンペーンを確認するときは、割引額だけでなく適用期間、開通期限、通常料金まで一緒に確認するのがおすすめです。

提供エリアの確認方法

AsahiNet 光クロスは、1ギガと比べて利用できる地域が限られています。

都道府県名だけで判断するのではなく、最後は住所単位で提供可否を確認する必要があります。

NTT東日本エリア

NTT東日本のサービス地域は、北海道、青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島、新潟、長野、山梨、東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬の17都道県です。

フレッツ 光クロスはこれらの地域で提供エリアが拡大されていますが、都道県全域で必ず申し込めるわけではありません。

同じ市区町村でも、町名や番地、設備状況によって利用できない場合があります。

NTT西日本エリア

NTT西日本では、2026年8月27日時点で次の府県の一部地域にフレッツ 光クロスが提供されています。

地域 提供府県
関西 大阪・和歌山・京都・奈良・滋賀・兵庫
東海 愛知・静岡・岐阜・三重
北陸 石川・富山・福井
中国 広島・島根・岡山・鳥取・山口
四国 愛媛・香川・徳島・高知
九州 福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・鹿児島・宮崎・沖縄

西日本も「この県ならどこでも使える」という状態ではなく、市町村内でも一部提供のところがあります。

2026年9月以降に拡大予定の地域も案内されていますが、この記事では2026年8月29日現在すでに提供中の地域を基準にしています。

住所単位で確認が必要

結局のところ、一番確実なのはNTT東日本・NTT西日本の提供エリア検索へ自宅住所を入力する方法です。

たとえ同じマンションや近隣住宅でフレッツ 光クロスが使われていても、自宅へ必ず提供できるとは限りません。

建物内の配線方式や設備状況によっても結果は変わります。

「都道府県が対象=申し込み可能」ではありません。住所判定で利用可能と表示されても、設備状況や現地確認によって開通できない場合があります。正確な情報はNTTおよびASAHIネット公式サイトで確認してください。

10ギガに必要な機器

ここが10ギガを選ぶうえでかなり大事です。

光回線だけ10Gbpsになっても、家の中の機器が1Gbpsまでなら、その機器を通る通信は1Gbpsを超えられません。

ONUと10G対応ルーター

AsahiNet 光クロスでは、光コンセントからONUへ接続し、そのONUと10Gbps対応ルーターを接続します。

2026年8月時点の重要事項説明書ではAsahiNet 光ルータのレンタルが必須となっています。

設定ガイドでは、レンタルルーターとしてXG-100NEやXG-200KIが案内されており、これらはLAN4の1ポートのみが10Gbps対応です。

つまり「10ギガ対応ルーターだから、どのLAN端子につないでも10ギガ」というわけではありません。

パソコンを有線接続するときは、ポートの仕様まで確認する必要があります。

LANケーブルはCat6A推奨

ASAHIネットの設定ガイドでは、10Gbps対応ルーターとパソコンを有線接続するときのLANケーブルとしてカテゴリ6以上が案内されています。

ただ、これから10ギガ環境のために新しくケーブルを買うなら、私はCat6Aを選びます。

10Gbpsで使うことを前提に選びやすく、今後ケーブルを買い直す手間も減らせるからです。

10ギガ環境用にCat6AのLANケーブルを用意する場合は、カテゴリー表示だけでなく、必要な長さや取り回しやすさも確認して選ぶといいでしょう。

すでに壁の中へLANケーブルを配線している家庭では、ケーブル交換が簡単ではありません。

宅内配線まで10ギガ化したい場合は、最終的な判断を回線事業者や施工業者などの専門家に相談してください。

パソコン側も対応が必要

ルーターとLANケーブルを10ギガ対応にしても、パソコンのLANポートが1Gbpsなら、そのパソコンとの有線通信は最大1Gbpsが上限になります。

10Gbpsに近い有線通信を狙うなら、パソコン側にも10GbE対応のLAN端子やネットワークアダプターが必要です。

これはスマートテレビやゲーム機でも同じ。回線が10ギガでも、端末側が対応している速度以上にはなりません。

光回線 → ONU → ルーター → LANケーブル → パソコンのどこか1カ所でも1Gbpsまでなら、その経路では1Gbpsがひとつの上限になります。

Wi-Fi 7だけでは足りない

ここは私自身がルーターを買ってから気付いた部分です。

私はWi-Fi 7対応のBUFFALO AirStation WSR3600BE4P-BKを購入しました。

「Wi-Fi 7なら将来10ギガへ乗り換えても大丈夫だろう」と、なんとなく思っていました。

ところがメーカー仕様を改めて確認すると、WSR3600BE4P-BKのINTERNETポートは最大1Gbps。LANポート3つも最大1Gbpsです。

つまり、10ギガ回線をこのルーターのINTERNETポートへ接続したとしても、ここで1Gbpsが上限になってしまいます。

10ギガ回線では最大1GbpsのINTERNETポートがボトルネックになるBUFFALO WSR3600BE4P-BKの背面ポート

私が使っているWSR3600BE4P-BKの背面。Wi-Fi 7対応でもINTERNETポートとLANポートは最大1Gbpsです。

Wi-Fi 7対応という表示と、インターネット側の10Gbps対応は別の話なんですよね。これは私も購入後に気付きました。

◆ジュンのワンポイントアドバイス

10ギガ用のWi-Fiルーターを選ぶなら「Wi-Fi 7対応」だけで決めず、WAN側のINTERNETポートが10Gbps対応か、さらに有線機器も高速化するならLAN側にも10Gbpsポートがあるかを見てください。

例えばBUFFALOのWi-Fi 7対応機でも、WXR9300BE6PはINTERNETポートが最大10Gbps、WXR18000BE10PはINTERNET側とLAN側の双方に最大10Gbps対応ポートがあります。

このように同じWi-Fi 7でも有線部分の仕様はかなり違います。

AsahiNet 光クロスではレンタルルーターが前提ですが、宅内Wi-Fiを別のアクセスポイントなどで拡張したい場合は、10Gbps対応Wi-FiルーターのWAN・LANポート仕様を比較することが大切です。

私の1ギガ環境と比較

スペック表だけでは1ギガで十分なのか、10ギガが必要なのか分かりにくいですよね。

そこで、現在私が使っているAsahiNet 光1ギガの環境も見てみます。

1ギガでも普段使いは十分

私は戸建てでAsahiNet 光1ギガを利用し、仕事用ノートパソコン、スマートテレビ、Switch 2などを自宅ネットへ接続しています。

デスクに固定しているノートパソコン、スマートテレビ、Switch 2のドックモードは安定性を優先して有線接続。

ノートパソコンを別の部屋へ持っていくときはWi-Fiを使っています。

実際に1ギガ回線を有線接続して測定すると、私の利用環境では普段のWeb閲覧、動画視聴、ブログ作業などで速度不足を感じる場面はほとんどありません。

AsahiNet 光1ギガをPR-500MIから有線LAN接続して測定したインターネット速度と平均値

私のAsahiNet 光1ギガ環境でPR-500MIから有線LAN接続して測定した通信速度

もちろん実測速度は地域、時間帯、測定サーバー、端末などで変わるため、この数字がほかの家庭でも出るという意味ではありません。

ただ、私自身は「1ギガだから遅くて困っている」という状態ではないんです。

AsahiNet 光を実際に使った印象や速度については、AsahiNet 光の評判と実測速度をまとめた記事でも紹介しています。

Wi-Fiでもかなり速くなった

以前は約10年前に購入したWi-Fi 5対応ルーターを使っていました。

速度に大きな不満はなかったものの、ファームウェア更新が終了していることや家庭内にWi-Fi 6対応端末が増えてきたことから、WSR3600BE4P-BKへ買い替えました。

体感では「ものすごく変わった」というほどではなかったのですが、測定してみると旧ルーターより速度はかなり上がっていました。

AsahiNet 光1ギガでBUFFALO WSR3600BE4P-BKをAPモードにして5GHzのWi-Fi速度を測定した結果

AsahiNet 光1ギガとWSR3600BE4P-BKを組み合わせた5GHz Wi-Fiの実測結果

この経験から感じるのは、回線を10ギガへ変更する前に、今のWi-Fiルーターや設置環境を見直すだけで改善できる家庭もあるということです。

10ギガが生きる使い方

では、どんな使い方なら10ギガの価値が出てくるのでしょうか。

例えば、容量の大きなゲームやデータを頻繁にダウンロードする、何十GB・何百GBというファイルを仕事で扱う、家族が同時に大容量通信をする、複数の高性能PCを高速な有線LANで使うといった家庭です。

1台のパソコンでWebを見たりYouTubeや動画配信サービスを視聴したりする程度なら、1ギガでも十分な場合が多いでしょう。

4K動画についても、1本視聴するために10Gbpsもの帯域が必要なわけではありません。

一方、大容量ダウンロードでは回線速度が上がるほど待ち時間を短縮できる可能性があります。

家族それぞれが高速通信を同時に使う家庭では、回線全体の余裕が増える点にも意味があります。

10ギガの価値は「普段のページ表示が10倍速く感じること」より、大容量通信や複数台の同時利用で余裕を持たせられることにあると考えたほうが分かりやすいです。

1ギガとクロスの選び方

結局、1ギガとクロスのどちらがいいのでしょうか。私は「速いほうを選んでおけば間違いない」とは考えていません。

1ギガが向いている人

Web閲覧、SNS、YouTubeやNetflixなどの動画視聴、一般的な在宅勤務、オンライン会議が中心なら、まず1ギガで不足があるかを確認してみてください。

私自身もブログ運営や在宅での仕事、動画視聴、ゲーム機などを使っていますが、現在の1ギガ環境で速度不足はほぼ感じていません。

特に現在1ギガを使っていて困っていないなら、月額を上げてまで10ギガへ変更したときのメリットは、体感しにくいかもしれません。

また、家にあるパソコンやルーターがほぼ1Gbps対応で統一されている場合、回線だけ10ギガへ変更しても性能を生かせる場面は限られます。

クロスが向いている人

一方で、大容量ファイルを日常的に扱う人、ゲームなどの大型データを頻繁にダウンロードする人、複数人が同時に高速通信を使う家庭、10GbE対応PCやネットワーク機器をすでに持っている人ならクロスを検討する意味があります。

また、「費用よりも自宅ネットの速度をできるだけ上げたい」「10ギガ環境そのものを楽しみたい」という人にも魅力があります。

私も機械を入れ替えて実際の速度がどう変わるのかを見るのは好きなので、10ギガを試してみたい気持ちはあります。

とはいえ、必要性だけで言えば今の1ギガでも十分。このあたりは用途と趣味を分けて考えたほうがいいですね。

総額と目的で決める

10ギガを選ぶか迷ったら、「月額料金」「必要な機器」「自分が高速通信を使う場面」の3つを並べて考えると判断しやすくなります。

チェック項目 1ギガを検討 クロスを検討
Web・動画中心
大容量DLが多い
家族の同時通信が多い
10GbE対応PCを所有
月額を抑えたい
速度をできるだけ追求

この表はあくまで一般的な目安です。インターネットの実効速度や必要な帯域は、利用人数、住環境、端末、利用サービスによって変わります。

◆ジュンのワンポイントアドバイス

私の場合は「10ギガを使ってみたい」という興味はありますが、「1ギガでは困っている」という状態ではありません。だから通常料金まで含めて考えると、誰にでもクロスをおすすめするという結論にはならないです。

申し込み前の注意点

クロスへ申し込む前には、料金や速度だけでなく工事、接続方式、現在利用しているオプションも確認しておきたいところです。

工事と機器設置を確認

新規申し込みでは光回線の開通工事が必要です。

ASAHIネットでは、光回線を新たに引き込む場合に開通まで1カ月程度かかる場合があると案内しています。

すでに光回線がある家庭でも、1ギガからクロスへ変更するとONUや宅内設備の変更が必要になることがあります。

申し込み前に「今ある設備をそのまま使える」と、決めつけないほうが安心です。

特に在宅勤務で毎日ネットを使っている場合は、切り替え日の通信停止が仕事へ影響しないかも確認しておきましょう。

IPv6とDS-Liteで接続

AsahiNet 光クロスではIPv6接続機能が標準提供され、IPv6はIPoE方式、IPv4についてもDS-Lite方式のIPv4 over IPv6接続を利用できます。

クロスコースは利用開始時に必要な接続設定情報が自動配信される仕組みになっており、対応ルーターを接続して利用します。

私が現在利用しているAsahiNet 光1ギガでもIPv6接続機能を使っていますが、10ギガでも単純な回線速度だけでなく、こうした接続方式まで含めてサービスが構成されています。

AsahiNetマイページでIPv6接続機能とDS-Lite方式の提供状況を確認している画面

私のAsahiNetマイページで確認したIPv6接続機能の契約状況

光電話やテレビも確認

現在、ひかり電話や光テレビなどを利用している場合は、クロスへの変更後も同じように利用できるか、機器や工事に変更がないかを先に確認しておきましょう。

私自身、AsahiNet 光1ギガとあわせて光電話やテレビも契約しています。

そのため、回線速度だけを見て乗り換えるのではなく、今使っているサービス全体を確認する必要があります。

特に電話番号を継続したい場合や宅内のテレビ配線を利用している場合は、自己判断で現在の契約を先に解約しないようにしてください。

通信サービスの料金や工事内容は、契約状況や設備によって変わります。正確な情報は公式サイト、申し込み画面、重要事項説明書をご確認ください。宅内配線や機器交換を伴う場合の最終的な判断は、ASAHIネットやNTT、施工業者などの専門家へ相談してください。

申し込み前の疑問を確認

最後に、AsahiNet 光クロスを検討するときに気になりやすい疑問をまとめます。

AsahiNet 光クロスのよくある質問(FAQ)

Q1. 1ギガからクロスにすると10倍速くなりますか?

A. 必ず10倍になるわけではありません。10Gbpsは技術規格上の最大値で、実際の速度は回線状況、ルーター、LANケーブル、パソコンなどによって変わります。途中に1Gbpsまでの機器があれば、その部分が通信速度の上限になります。

Q2. マンションでもAsahiNet 光クロスを使えますか?

A. 提供エリアと建物設備が対応していれば利用できる可能性があります。クロスコースは戸建て・マンションで同じ月額料金ですが、同じ市区町村でも住所や建物によって提供可否が異なるため、NTTの住所検索と申し込み時の判定を確認してください。

Q3. 10ギガ対応ルーターを自分で買う必要はありますか?

A. 2026年8月29日時点のAsahiNet 光の重要事項説明書では、クロスコースはAsahiNet 光ルータのレンタルが必須とされ、月550円のレンタル料が案内されています。別のWi-Fi機器を追加する場合も、まずレンタル機器との接続方法を確認してください。

Q4. 10ギガではCat6AのLANケーブルが必要ですか?

A. ASAHIネットの設定ガイドでは、有線接続にカテゴリ6以上のLANケーブルが案内されています。これから10ギガ用に新しく購入するなら、私はCat6Aを選びます。実際に利用できる速度はケーブルだけでなくルーターやパソコン側の対応速度にも左右されます。

Q5. 動画やWeb中心でもクロスを選ぶべきですか?

A. 一般的なWeb閲覧や動画視聴が中心で、現在の1ギガ回線に不満がなければ、無理に10ギガへ変更する必要はないと私は考えています。大容量データの送受信や家族の同時通信が多いなど、10ギガを生かせる用途が明確ならクロスを検討するといいでしょう。

AsahiNet 光クロスまとめ

AsahiNet 光クロスは、上り・下り最大概ね10Gbpsに対応した高速な光回線です。

大容量通信が多い家庭や、複数人が同時に高速通信を使う家庭では、1ギガより大きな余裕を持たせられます。

一方で、2026年8月29日時点の通常月額は7,128円で、AsahiNet 光ルータのレンタル料550円も必要です。

新規キャンペーンでは最大24カ月1,980円、転用・事業者変更では最大36カ月5,478円と安くなるものの、割引終了後の料金まで見て判断したいところです。

そして10ギガを生かすには、回線だけではなくルーター、LANケーブル、パソコンなども重要。

私が使っているWi-Fi 7ルーターのWSR3600BE4P-BKもINTERNETポートは最大1Gbpsなので、Wi-Fi 7対応というだけでは10ギガ対応とは言えません。

  • Webや動画中心で1ギガに不満がなければ、無理に変更しなくてもよい
  • 大容量通信や家族の同時利用が多ければクロスを検討する価値がある
  • 10ギガでは回線だけでなく、ルーターや端末の対応速度も確認する
  • キャンペーン終了後の月額と機器費まで含めて比較する

普段使いなら1ギガ、10ギガを生かせる明確な用途があるならクロス。今の私なら、この基準で選びます。

「10ギガ」という数字だけを見るとすごく魅力的です。

でも、自宅で何に使うのかまで考えてみると、あなたに本当に必要な速度が見えてくるのではないでしょうか。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ジュン

「家ネット再構築」を運営しているジュンです。50代から自宅のWi-Fiやインターネット環境を見直し、実際に機器を使って試したことや、公式情報を確認して分かったことを初心者目線で発信しています。 運営者プロフィールはこちら

-インターネット回線